【11月の相場展望】

10月最終取引日、日経平均株価は前日比1,085円高の52,411円と、
連日で史上最高値を更新。
強気ムードに包まれたまま、いよいよ11月相場が幕を開けます。

統計的に見ても、11月は1年で最も勝率の高い月。
過去10年間(2014~2023年)の星取り表は9勝1敗と
いう圧倒的な勝ち越し。
まさに“株式投資のゴールデンマンス”です。

この強さの背景にはいくつかの要因があります。
まず、10月に底打ちした日本株・米国株が
反転上昇局面に入りやすいこと。
さらに11月中旬には3月期決算銘柄の中間決算発表が一巡し、
好業績銘柄への物色が強まる時期でもあります。
決算を手がかりに、業績相場へと移行する動きが見込まれます。

為替市場では、年末にかけての円安傾向が続きやすく、
外需関連株(自動車、機械、電子部品など)が
買われやすい展開に。

加えて、企業の中間配当再投資や冬のボーナス資金の流入など、
需給面でも買い支え要因が多い時期。投資家心理も改善しやすく、
株価上昇を後押しする追い風が吹きます。

11月相場は統計・需給・心理の三拍子がそろう強気月。
まさに上昇トレンドの本番です。
円安・株高の波に乗り遅れないよう、
セクターや銘柄選定を慎重に進めたいところです。





この記事へのコメント

2025年10月31日 22:38
10月最終取引日で日経平均が史上最高値を更新したというニュース、素晴らしいですね。
好業績銘柄への物色や円安傾向が外需関連株を押し上げるという分析も、非常に分かりやすいです。
まさに「統計・需給・心理の三拍子がそろった強気月」という言葉がぴったりの11月相場ですね。