📈 メガバンクが理系人材に本気――AI時代の銀行が変わる

日経新聞によると、
三菱UFJ・三井住友・みずほのメガバンクが、
理系人材の登用と待遇強化に
本格的に動き始めています。

背景にあるのは、金融業がもはや
「お金を扱う業務」ではなく、
AI・デジタル技術で最適化された
情報産業へと変貌しているからです。

みずほ銀行は2026年春入行から、
博士号を持つ新入社員の
初任給を**38万円(+8万円)**に引き上げ。
これは学部卒の引き上げ幅の4倍に相当し、
専門性を持つ理系人材への
明確な優遇姿勢を示しています。

さらに三菱UFJ・三井住友も
AI・データサイエンス部門の拡充を進め、
マネジメント層にも理系出身者を積極登用。

融資審査・リスク管理・投資判断など、
銀行の根幹業務がAIアルゴリズムを
前提に再構築されています。

同時に、3メガバンクが共同で
準備を進めているのが、
法定通貨と価値が連動する
ステーブルコインの発行。
これは日本の金融インフラを
支える大型プロジェクトであり、
高度なブロックチェーン技術と
セキュリティ実装が不可欠です。

かつて銀行の幹部層は
ほぼ文系出身者で占められていましたが、
いまや金融×AI×データの世界では、
文系だけでは戦えない時代。

理系人材はIT業界に限らず、
「メガバンク」でも引く手あまたとなるでしょう。
これからの銀行は、“金融のプロ”であると同時に、
“テクノロジーのプロ”でもあることが求められています。


この記事へのコメント

2025年11月05日 21:57
博士号人材への8万円上乗せは、メガバンクの本気度を物語っています。「お金を扱う業務」から「AI駆動の情報産業」への転換という指摘、まさに核心を突いていると思います。
2025年11月06日 16:50
(# ̄  ̄)σ・・・Nice‼です♪